はじめに -政治ができること-
7/20は参議院議員選挙の投票日であった。翌日には全ての当選結果が明らかになり、与党は改選前から議席数を減らし、参議院も過半数を下回ることとなった。
一方野党は国民民主党と参政党が大きく議席を伸ばし、国民民主党は17議席(改選前+13)、参政党は15議席(改選前+13)となった。特に参政党は東京選挙区で候補者のさや氏が2番目に多い668,568票獲得しており、人気の高さが伺える。最大野党の立憲民主党は22議席確保(改選前±0)と全体的に野党の勢力が増すことになった選挙であった。
選挙からわかることは現在の政治運営に納得しておらず、野党に期待を持ち始めている国民が一定数増え始めていると考えられる。物価高、上がらない賃金、社会保障や消費税という言葉を国民に訴え、生活が苦しいのは今の政治が良くないからであり、政権が変われば状況は改善するといった印象を与えている。
しかし、本当に政権が変われば私たちの生活も良くなるのだろうかと私は疑問を投げかけたい。そもそも、政治が私たちに何をしてきたのか直接見える部分が少なく、消費税や米の価格といった生活に直結する部分しかわかっておらず、ほとんどの実体はブラックボックス化されている。
そのブラックボックスゆえに、私たちが認識する政治というのはとてつもなく巨大な組織が私たちの生活を支えているあるいは苦しめており、見方によっては陰謀論的な対象にされ、全ては政治が良くないといった責任転嫁されるような悪の権力者のイメージが作られているように見える。まずは政治の実体を把握し、今の日本において政治ができることを考えたい。




