#8 中国の正体

中国と靖国参拝

中国といえばどのようなイメージがあるだろうか。日本では多くの中国製製品が身近にあるが、正規品のコピーが多く、(今は品質は良いものが多いが)かつて質はあまり良くないイメージがあった。そのせいか、中国という国家はモラルが低く、あまり関わりたくないといった嫌悪感を抱く方は多いのではないだろうか。少なくともわたしもそう考える1人であった。

最近では石破首相の辞任が決まり、次期首相に指名された高市早苗氏は憲政史上初となる女性の首相となった。高市早苗は保守派で、就任前から靖国参拝を公言しており(現在は撤回済)、中国からは批判の声が出ている。靖国参拝といえば戦没者が祀られている靖国神社に行ってお参りすることだが、なぜ批判の対象になるのかお恥ずかしながらよくわからなかった。

そこで改めて調べてみると、靖国神社にはA級戦犯と呼ばれる戦争の責任者が祀られており、その方たちに向けて手を合わせる行為は過去の戦争を肯定することであると捉えられ、批判の対象になりやすいということだ。ポイントなのがA級戦犯の原因となった戦争が何かというところで、アメリカと戦った太平洋戦争に加えて、中国との戦争である日中戦争やその前に起きた満州事変も含まれている。つまり、中国との戦争を始めた責任者として裁かれた人たちを敬う行為は中国からしてみれば到底許容できるものではないということである。

私の印象論になるが、中国よりアメリカのほうが馴染み深い気がする。アメリカといえばスポーツエンタメ、ビジネス、政治、経済など何かと話題が尽きないが、一方中国は普段から話題が少なく、どことなく閉鎖的で、自由がなく、プライバシーなんてものはないイメージがある。それは日本のマスコミによる偏向報道の影響もありそうだが、世界第2位の経済力を持つ国で、アメリカよりよっぽど近い国なのになぜあまり知られていないのだろうか。

ここから先は
残り 3305 字
¥200

お支払い方法

クレジットカード決済
VisaMastercardAmerican ExpressJCB

安全な決済システムを使用しています